Fortune Forest         

旧コラムです。最近のコラムは、ブログ「★★うらない・デ・おもてなし★★」をご覧ください。    



マックのCM

普段余りテレビを観ない私だが、たまたまマクドナルドの面白いCMが目に入った。
 若い男女がキスしようとすると、犬を連れた白髪のおじさんが邪魔をしてしまう。おじさんは、うまくない英語で(失礼!)I'm lovin' it.
と言うのだ。
 若い男女の俳優は余り有名ではないと思うが、老紳士の方は、その昔アメリカのテレビ映画『刑事コジャック』で吹き替えをやっていた森山周一郎氏である。最近は余りテレビに出られないので、若い方々は知らないと思うが、『紅の豚』のポルコ・ロッソの声と言えばお分かりいただけるであろう。
 森山氏の生年月日は、昭和9年7月26日午前11時半である。この年齢にしては生時刻が分かるのも珍しいが、本人が言われるには「父が亡くなった後に、父の日記帳を見てみると私の生れた時間が書いてありました」とのこと。
 年・偏官、月・傷官、時・比肩である。五行の比肩星が大過しているので、見た感じは温厚そうな品のいい紳士だが、内面は非常に感受性が強く、芯も強い方である。
なかなかセンスもいいし、お会いしたときも、その独特な低音の声が魅力的だったのを記憶している。占った後で、事務所に「鑑定書」を送る約束をしていたのだが、送らずじまいだった。ここでお詫びしておこう。「ごめんなさい!」
 その代わり、マックのトマトチキンフィレオを買って食べます!本人の利益にはならないか…。(2004.11.13.)


イチローの偉業

イチロー選手が大リーグ史上に残る偉業を達成した。84年間も破られなかったシスラー選手の大記録を打ち破ってしまった。
 四柱推命で見ると、イチロー選手の星は年・食神、月・傷官、時・傷官の仮傷官四柱となる。天才によくある星だ。また、人中三奇の貴人がある。よって、「偉業が達成できた」のではない!どんなにいい命式を持っていたとしても、毎日の努力の積み重ねがないと、歴史的な記録は樹立できない。
 また、何よりも彼の人生に大きな影響を与えたのは父親の存在である。毎晩のように特訓で疲れた息子の足を優しくマッサージしてくれた「父親の献身的な愛情」があったからに他ならない。「運勢がいい」だけでは絶対不可能である。(2004.10.2.)



親父ギャグ

東京へ向かう新幹線の車中でギャグを思いついた(本人はギャグとは思っていない!)。
  「どんよりした日には、うどんよりそばを食べなはれ」 
 これだけなら単なる親父ギャグだが、これには次のような意味がある。
  「どんよりした日には、雨(う)曇(どん)よりそばを食べな晴れ」となる。
 「おや自虐」と言われそうだが、評価は読者に委ねたい。
 ということで、東京駅の中にある店で蕎麦を食べた。つゆがまずかった。出汁がきいていないのか、水が悪いのか…値段はセットで500円と安かったが、二度と食べようとは思わない。(2004.9.26.)

荒唐無稽な『霊界論』

某宗教団体・○○の△学の教祖様は面白い人相をしている。眉毛も垂れていて、どことなく人柄も良さそうだ。しかし、どこか奇妙な世界を持っている。多くの著書があるが、霊的(?)な内容ばかりで教団の名前とは反対に科学的、論理的な内容が欠如している。
 一例を挙げてみると、「釈迦はイエス以上の悟りを開いた」と言う内容がある。呆れてものが言えない。聖書をどれだけ熟読したか知らないが、聖書をいくら読んだとしてもイエス。キリストの悟った内容の全てを知る事は不可能である。なぜなら、「真理」の重要な部分は語られていないからである。Holy Bible(King James Version)には次のように書いてある。
 I have yet many things to say unto you, but ye cannot bear them now.(John 16/12)
 つまり、「イエスはまだ語りたい事が多くあるが、弟子たちが聞くに堪えられないので、語れなかった」という事実である。聖書には、イエスの悟った内容の重要な真理の部分が書かれていないのである。にもかかわらず、「釈迦がイエス以上に悟った」と言い切るのはおかしい。はっきり言おう、この教祖様霊的メッセージは荒唐無稽である、と。「イエスからのメッセージ」のような本も出ているが、読んでみると笑止千万。どう考えてもイエスが語っているとは思えない内容ばかりである。完全な偽キリストのメッセージである!
 もっとも、過去に何度か未来を予言して外れているから、まともな知性人は相手にしないと思うが…。T大学法学部卒と言う立派な(?)肩書きに惑わされてはいけない。そう言えば、同じT大出身(農学部中退)俳優の南原宏治さんもここの信者で、講師も担当していたそうだ。氏は運命学にも造詣が深く、四柱推命を見ながらも、歴史的な内容にまで話が弾んで行ったのを覚えている。財運のある手相と大きな耳が印象的だった。今、あの世でどうされているのだろうか…?(2004.9.15.)


万代の父


最近、私の事を「万代の父」と呼ぶ人が増えて来た。最初に私をこう呼び始めたのは、1月7日、テレビ朝日の心霊番組に出演し、その驚異の霊能力で話題を呼んだ藤白蓮女史である。彼女の独特の「霊感」で口から出たのだろう。この3日にもテレビ新潟の「新潟一番」で、私を「万代の父」と紹介した。新潟アルビレックスの運勢を占ったり、1時間近く喋ったにもかかわらず、放映されたのはほんの数分!
 私は、「父」と呼ばれる年齢ではないと思っている。「お兄さん」と呼んで欲しいと思うのだが、誰も認めてくれそうもない。  呼び方はどうでもいいのだが、問題は中身だ。「万代の父」で終わらずに、もっと成長して行きたいものだ。(2004.9.7.)



占い対決

柔道の谷亮子選手が、アテネ五輪で念願の金メダルを獲得した。実は、四柱推命の教室で「今年は金メダルが取れるよ!」生徒たちに予言(?)していたものだから、なおさら嬉しい(同じ「田村」家の生れだし)。テレビで大活躍の●星占術のH大先生は「結婚して谷姓になって運勢が下がってしまったので、金メダルは取れない」と言う様なことを予言していたようだ。予言がはずれてしまったH大先生はどんな言い訳を考えておられることだろうか。きっと「難しいと言ったけど、不可能とは言ってないわよ!」なんて言いそうだ(これは私の憶測ですが)。
ところで、谷亮子選手の流年運だが、四柱推命では「劫財」となる。●星占術では「妙雅星」である。●星占術は、もともと中国古来より伝わった「算命学」をちょっといじってみただけのものである。因みに「妙雅星」は算命学で「石門星」のこと。この「劫財」は一般的に悪く解釈するが、時に『劫達の命』と言って、最高の運気をもたらすことがあるので、一概に凶星として片付けることが出来ない。特に、スポーツマンや芸能人のように特殊な分野で活躍する人には、比肩や劫財が「失敗」ではなく「飛躍」「発展」と化する場合が多くある。
 そもそも吉星、凶星という分け方自体に問題があると私は思っている。神様が凶星を人間に与えるだろうか。そうではなく、先祖が犯した様々な内容の穴埋めとして「劫財」のような星が出た場合に凶作用として出てくるのであって、「劫財」「傷官」「偏官」「偏印」などの星が全て「凶星」ということではない。確かに悪い作用が多いのは事実だが、いくらでも「吉星」に転換できる方法はあるのだ。そういえば、過去にも二度占い対決を間接的にしたことがある。話は10年以上も前に遡る。あるホームセンターを経営する社長夫人と嫁さんがH大先生に会いに上京した。5分くらいで10万円の鑑定料だったそうだが、ギネスに載る程の売れっ子の先生だから高いのは仕方がないとして、問題は話す内容である。家系図を見ながら開口一番「ご主人来年死ぬわよ!」と言われたそうだ。どうすればいいかという事でお墓と仏壇を替えるしかないと言われた。そこで、別の部屋へ通されて業者から説明を受けて500万円の契約を交わした。帰宅して一部始終を社長に話したら、社長は怒って、墓と仏壇をキャンセルさせた。H先生お薦めの墓と仏壇しかご利益がないと言う考えは社長には到底理解出来なかったのだ。「このままでは社長は来年死んでしまう!」と不安になっていた頃、見かねた友人が私を紹介した。私は「ご主人は長生きの星を持っておられますし、大殺界が来ても全く影響ありません」と応えた。その後10年以上も経つがご主人は健在である。
もう一つは、ある書店を経営する社長から三男と婚約者との相性を見て欲しいと言われ、四柱推命で見るとうまく行かない相性であったため「残念ですが、二人の相性は余りいいとは言えませんし、年内に別れてしまうかもしれません」
これを聞いた社長は気分が悪かったに違いない。後で分かったことだが、H大先生から「二人はうまく行く!」と太鼓判を押されていたのだった。果たして、二人は年内に別れてしまった。
占いは、人々に適切なアドバイスを与え、方向性を示してあげるものだと思うが、鑑定が余り当たらなくなってしまえば、鑑定師としてやっていけなくなる日がいつかは訪れるであろう。(2004.9.7.)



恋愛は自由か?

日本の法律では恋愛は自由である。海外では自由恋愛が規制されている国もある。実は、この「自由」と言う概念が曖昧極まりない。本論に入る前に「自由」について私見を述べてみたい。
「自由」とは「何をしても構わない」という意味ではない。無責任な「放縦」「無法」「無秩序」は自由とは言わない。お互いが自由を満喫するためには、相手や周囲の自由も同時に考えなければならない。田舎の農道を車が走る場合は、信号機は必要ないが、大都会の場合は信号機がなければ大パニックに陥る。つまり、「マナー」や「交通法規」のような規制するものがあって初めて車は自由に走ることが出来る。
目には見えないが、宇宙にはある「偉大なる意志」が働いていて、その主管の下に森羅万象が規則正しく動かされている。我々占い師は「暦」を使って占いをするが、この暦も「太陽や月の運行が絶対に狂わない」という前提がある。有難いことに、何十億年も地球は休まずに自転しながら太陽の周りを公転している。ニュートンは、このように見事なまでに規則正しく運行する宇宙を通して「神の存在」を認めざるを得なくなった。宇宙飛行士が宇宙から帰還した
後に伝道師になったりする話がある。それは、余りにも美しい地球星が偶然に誕生するとは思えず、「神の存在」を実感し、その愛を伝えたくなる。結局、宇宙生命の根源が神から来る「無償の愛」であることに気づくようだ。その感激、感動は、地球の上だけで生活している我々には到底分からないだろう。
ところで、無償の愛に一番近いのが父母の愛であろう。最近は、父母になっていない輩が多く、平気で子供を虐待したりする。そういう連中は親ではなく「オニ」と言うべきである。否、オニ以下である。オニでも自分の子を虐待はしないだろう。
さて、本論に入ろう。「父母の愛」ほど尊いものはない。永遠、不変、絶対である。宇宙意志と人間の関係は、例えて言えば「親子の関係」と言えよう。この縦の関係(垂直の関係)がまず重要である。次に、兄弟姉妹の愛、友愛、男女の愛、等がある。これらは横の関係(水平の関係)と言い、垂直の関係の上に成り立つものである。水平は垂直が定まらないと決められないように、親子の縦的関係が確立しないと、男女の横的な関係もうまくいかないものである。親子関係が悪い人は、いい人に比べて横の関係も苦労が多いし、夫婦関係もうまく行きにくいものである。過去に数万人を占って来た者として、断言出来ることは、「親子関係をいい加減にしたまま幸せな結婚はできない」ということである。まさに家庭は「運命を造る工場」なのである。
恋愛も父母の愛を基本として、その父母の許諾、保護の下で相手を大切にし、尊重し、高め合う恋愛はいい。ただし、すぐ肉体関係を願ったり、同棲をしたりするのは「真の恋愛」とは言えない。イギリスでの統計もあるが、同棲してから結婚に至ったカップルはそうでないカップルの倍以上離婚率が高いのである。自制心や忍耐力がなく、欲情に負けるから「出来ちゃった結婚」なんてことになるのである。否、子供が出来てしまって結婚するというのは、今の時代ではましな部類に入るのかもしれない。避妊具を使って、快楽のみを求める低俗で下劣な連中に比べれば。
最近は、変な子が多い。キレる若者が多い。なぜか?それは全て父母に原因がある。アダム・エバの失楽園がまかり通っている時代である。このままでは日本の将来が危ぶまれる。国を滅ぼすのは、北朝鮮の核ミサイルではない。在日米軍がいる限り、彼らが核ミサイルを撃ち込むとは到底考えられない。それよりも倫理観の低落、道徳的退廃が国を滅ぼす要因となることを忘却してはならない。
(2004.3.13.)


霊能者の懊悩

久し振りにある女性霊能者が当占いコーナーを訪ねて来た。夜遅くまで電話で霊視したり、カウンセリングをするせいか、体はぼろぼろである。彼女はとても個性的な命式を持っている。日柱は壬辰の魁剛(かいごう)日生まれ。年柱、月柱は共に比肩・帝旺(羊刃)で、五行は水に太過しているため、体が冷え切っている感じである。
私が「去年(敗財)は大変な年だったけど…よく生きて来ましたね」と言うと、いろいろ悩んで自殺未遂までしたことを話してくれた。
よくガブリエル天使が彼女に現れるそうだ。2年前に初めて私の所へ来たきっかけもガブリエル天使からお告げを受けてのことだった。霊的なことで目に見えないので、果たしてガブリエル天使かどうかは分からない。また霊人が語る内容が全て正しいとは限らないのである。その人の心霊レベルによっても相対する霊人が変わってくるのである。
霊能者達に言いたい。霊的な力を過信していくと大変なことになる。自らの体がもたないばかりでなく、相手の因縁を受けてしまうことになる。一番恐いのは傲慢になることである。霊界が見えるからと言って何も自慢することではない。霊界は広大無辺である。一霊能者が見える世界は、霊界のほんの一部でしかないことを明記しておきたい。(2004.3.1.)