Our Creed
運命を恐がる人は運命に喰われてしまいます。しかし、自ら運命に立ち向かっていけば、自ずと道は拓けてまいります。
人生は、大洋を航海する船に譬えることができます。航海には羅針盤が必要なように、人生にも指針が必要です。目的もなく指針もなく生きている人は、羅針盤を持たず行くあてもなく漂っている船と同じなのです。そんな人生に価値を見出すことができるでしょうか?充実した毎日を送ることができるでしょうか?
生きとし生けるものには、全て存在目的があります。ところが、人間だけは(共通の)目的を持っていないのです。否、本来は人生の目的があるのですが、分からなくなってしまったのです。人類始祖が天の意思に背いてしまった結果、生きる目的を見失い、永遠の愛の世界である霊界の存在も分からなくなってしまったのです。その始祖の「過ち」を犯した内容は、『神話』として今日に至るまで語り継がれて来たのです。『古事記』のイザナギとイザナミの誘(イザナ)いの物語、『失楽園の物語(聖書)』、あるいは『パンドラの匣』等は皆、同一の内容が、時代の流れとともに、民族や宗教によって表現方法が変わって伝わったものと考えられるのです。すなわち、いずれも人類始祖が天(神)に背いて「過ち」を犯してしまった(堕落してしまった)ことを示唆している物語なのです。仏教で「無明」という言葉がありますが、これは人間が生きるために必要な真如(真理)を見失い、「無知」に陥ったことを意味してるのです。
あなたの身の回りにある物に目を向けてみてください。目的もなく存在しているものはありますか?目的なしに存在している物は、一つたりとも無いことに気づかれるはずです。あえて目的のない物を挙げれば「ゴミ」や「ガラクタ」ぐらいのものでしょう。
物は目的があってこそ役に立つのであり、存在する価値があるのです。換言すれば、有意義な存在となるのです。同様に、人がもし目的を持たずに人生を惰性で生きていくとすれば、「無益であり無価値であり、また無意義な人生を送っている」と言っても過言ではありません。最近は、ゴミやガラクタでもリサイクルされています。もし人が無目的のまま生きていくとするならば、「リサイクル不能のクズ」と同様になってしまいます。幸い、人間は「万物の霊長」であり、万物とは根本的に違うため、焼却されたり埋め立て処分されることはありませんが…。その代り、自ら命を絶ってしまう哀れな人が年間3万人もいるのです。彼らのほとんどは、生きることに価値を見いだせず、希望も見失ってしまったからなのです。
クズはクズでも、夜空に浮かぶ「星屑」は光り輝いています。この大宇宙の中、気が遠くなるほどの長い年月にわたって、星々は光を放ち続けているのです。昔、釈尊が「天上天下唯我独尊」と言われました。あなたは自らの生命が「宇宙に匹敵する価値がある」と実感していますか?あるいは、一瞬でも実感してみたことがありますか?人間を中心とするこの宇宙は、一つの広大な有機体ということができます。例をあげて説明しましょう。どんなに高価な腕時計でも、一つの小さなネジがないと動かなくなってしまうのです。ネジ自体はちっぽけな存在でも、そのネジがないだけで全体が麻痺し機能しなくなってしてしまうのです。人間を中心とする宇宙も、同様なのです。
「俺なんかこの世にいない方がましなのだ」とうそぶいている人をたまに見かけることがあります。自暴自棄に陥ってしまったり、卑屈な心を持ち続けると、マイナスの波動を呼び込んでしまいます。マイナスの波動とは、具体的に、サタンや悪霊といった存在が相対してくるということなのです。自己嫌悪、劣等感、疎外感、…これらの感情は、魂の成長を阻害してしまう要素であり、そういうマイナスの観念から脱却できない状態が続くにしたがって、その人の身体は悪霊の巣窟になってしまいます。最悪の場合、「自ら生命を断つ」という愚行に走ってしまいかねません。一般的に「自死」という行為は、「反社会的行為」とみなされておりませんが、天道から判断すると、殺人と同様、父母(天)より授かった尊い生命を葬ってしまうことなので、「罪」とみなされるのです。また、自分の意思で死を選んだようにみえますが、実は巧妙かつ狡猾な悪霊の陥穽におちいり負けてしまった結果なのです。
生きることに希望が持てない人、自分に自信がない人、対人関係が上手くいかない人、相手に素直な想いを打ち明けられない人、愛することに疲れた人…占いだけで解決出来るものではありません。そういう人には「開運講座」をお勧めします。その他、人生の岐路に差し掛かり選択に迷っている人、自分の適性や性格を知りたい人、真の自己(真我)を見い出したい人、どんな悩みごとでも構いません。「運命」や「宿命」さらに一歩踏み込んで「天道」を知ることによって、あなたは「羅針盤」をもった人生を歩むようになれるのです。そして、自信、勇気、希望、理想、夢を持って、夜空の星々に負けないように、美しく輝ける人生を送っていこうではありませんか。
幸運の森・主宰 田村祐碩